企業がIT資産管理を進める一般的な流れ

企業がIT資産管理を進める一般的な流れ

企業がIT資産管理を実施する場合、一般的にはどのような流れで進行するのでしょうか。
まずは自社がどのようなIT資産を所持しているのか確認するために、関連する契約やサービスの棚卸しを行います。
すべてのIT資産を把握するためには細かなものまで棚卸しをし、管理するべきIT資産管理の確認を進めたほうが後々楽になるはずです。
管理対象の選別が終わったら有形資産や無形資産、クラウドなどのサービスに振り分けを行い、資産区分の把握も行います。
次にIT資産管理台帳に掲載し、ラベリングを実施します。
ここまで整理が進んだら、IT資産管理の運用ルールやツールの選定に入りましょう。
運用ルールの検討では今後導入されるであろうサービスやソフトウェアについても考慮し、長期的に利用できるルールの枠を作る必要があります。
さらに助けとなるツール選びや導入を行い、あとはあらかじめ決められたルールに添ってIT資産の管理を実行していきます。

デジタルIT資産管理はステップアップ管理が必須

今では、色んな業務がデジタル化をなされるようになりました。
病院から役場はもちろんのこと銀行でも同様であり、顧客の資産管理もいまはIT資産管理で対応をなされています。
メインサーバーに顧客の情報をインストールをしており、各支店からアクセスをして状況をいつでも知ることが可能です。
はじめてIT資産管理を実施しようという方も多いでしょうが、その際のコツについてここで解説をしていきます。
まず、一元管理ができることで多くの情報を詰め込もうという方も少なくありません。
この方法を使うと、必須とある資産の概要を見落としてしまいがちです。
そのため、必ずステップアップ管理をするようにしましょう。
方法としては最初に土地家屋の不動産価値のある資産をトップに持ってきて、あとは変動しがちな株式などです。
ステップを踏んでデータ入力をすれば、自然と顧客情報も頭に入るのでご自身でも理解をしやすい状況を作り出すことが出来る方法になります。